リッパな腕になって帰ってきたよ!!


退院して帰ってきたよー!!
痛え!!
まあそりゃあ前みたいに内視鏡入れただけじゃないから
あ た り ま え だ !!


肘までギプスで立派な腕になって帰ってまいりました。



で、輪切りにして抜いた2ミリの厚さの骨は
前もって「欲しいです!」と言っておいたので貰えました。
言っておかないと捨てちゃうらしいですよ。



下から見たほうがよく見える。

先生は「そんな貰ってどうすんのー」と言ってましたが
「取っておくんです!」とか言い張る俺。
だって今まで自分と一緒に頑張ってきた右腕の骨ですもの。
すっげー大事に取っておきますよ。
ホルマリンに浸かってるんでまあ置いておいてもダイジョブでしょう。
あれ?でもwikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%83%AB%E3%83%9E%E3%83%AA%E3%83%B3
を見ると、なんか骨はダメっぽいぞ!?どうなんだ!?
ちなみに人骨で医療廃棄物なので捨てたらいけないそーです。
まあ少なくとも処理する時は病院に持って行かないといかんですなこりゃ。


まあ術後痛みと熱にうなされつつも、予定通り2泊3日で終了。
無事に私の腕の骨は短くなり、チタンの板と釘で留められ、
私のTFCC損傷に対する尺骨短縮手術は終了したのでしたー。


いやほんとここまで長かった。
異常が出てから3年2ヶ月、損傷した部位が分かってから1年半。
色んな病院駆けずり回ったなぁ。ほんと。
思えば最初の時は未だ10代後半だったんだなぁ…懐かしい。
異常が出て最初に近所のクソ総合病院に行った時の
「え?腱鞘炎ですよぉ、大丈夫そのうち治りますよぉー(笑)」
みたいな、半年間何回行っても
何も検査しないで再三診断していた姿が思い出されますなぁ…
あれがなけりゃあここまでボロボロになんなかったかもね!
私のTFCCとか軟骨とか!!!!!
結局その1年10ヵ月後に、もちろん別のとこの整形外科で
MRI検査を受けたいと言って受けて、TFCCの損傷が疑われたわけですが。
……いやほんと怖いですな、医者の差って。


慶應に関係する病院の整形外科の先生方に出会えて本当に良かった。
自分で調べてなんとなくこれかなーと予想して
それに強い所に飛び込んでみるのって結構大事だなと学んだり。
相手が医者だと躊躇してしまうかもしれないけど、
時には「これは何か違う!」と思ったら能動的に動いてみるもんですなぁ。
あでも、患者側の勝手な自己診断も良くないと思うので
まあ…少なくとも自分の求める限り精密検査をしてくれる所に
行くようにしないとダメっすね。


そういえば術前、先生に
「尺骨を短くするとTFCCに対する圧力が下がるっていうのは分かるんですけど…長さがそのままの橈骨(もう一本の腕の骨)と月状骨(手根骨の中で、橈骨に面してる骨)の間の圧力って…逆に上がっちゃったりしないんですか…?」
と伺ってみると、
「うーーん、いい質問だねぇ、実はまだ実験されてないから、学会で聞かれたとしても今のところ分かりませんって答えるしかないんだよね。おそらくTFCCに対する圧力は減って、橈骨と月状骨間の圧力は上がるんじゃないかって考えられてはいるんだけどね。まだ分かってないんだよねー」
とのこと。
やはりまだまだTFCC損傷を含む手関節の色々なバランスなどの事って分かってない事が多いんだなー!って
なんだかよく分かりませんが、ワクワクしてしまいました。これからもどんどん色んなことが分かってくれば、もっと色んな治療法が生まれてくるんでしょうね。




おまけで点滴してる俺の腕と、
手術前呼ばれるまでぶっかぶかの手術着着て待ってる俺。
なんか頭に光が当たってハゲてるみたいになっちゃってるけど気にしない!!
ほんとだよ!はげてないよ!クリックして拡大すればまぁ分かると思うよ!!
点滴の写真はなんとなーく本名見えるけど、まあヒダって本名だし気にしない。
てか一回看護師さんが点滴刺したんだけど
怪しいから違うとこに刺しなおしたのよ。
腕の肘の近くの綿はそれの跡なのねー。あはは。
てかなんか今見たら最初に刺したトコさ、見事にかなり細長く内出血してるわ。
やっぱ血管傷つけてたのね…
刺しなおして良かったー!これ点滴入れてたら腫れちゃってたわきっと。
よかた。




いやどーでもいいけど左手だけで打つと疲れるしミスしまくりだわー。


うーん。
つれー