かたちになってきていて、何よりである!

なんだろう、7年振りくらいか?に中学の友人と会った。友人が某S・E社の大賞(該当者が2名以上居た場合、賞の名前が「特別大賞」となり、賞金も山分けされるらしい。とにかく一番上の賞なんだけど。)を取って連載が決まったというので、手伝いに。色々積もる話しもあったのだが、一番思うところがあったのは、友人の大学についての話である。
友人は、中学の時から言っていた「美大に行く」という目標を達成し、某私立M美大の3DCGなどを作る学科に受かったらしい。
だが、1年で辞めたそうだ。
高校時代美術の先生から「美大ではみんなどの学科入っても中で好きな事やってるから、どこの科に行っても変わり無い(課題以外は)」と聞いていたのだが、友人はどうやら課題があまりにも自分のやりたい事とかけ離れていたため、耐えられなかったようだ。辞めて、漫画をやると決めたらしい。

つまりこうだ、私は自分の唯一の表現だと思っていた漫画の道が閉ざされつつあるかもしれないので、大学に行って表現や可能性を広げたい。
友人は、広い分野ではなく、漫画こそ自分の表現だと決めて大学を辞めた。
面白い!!!
7年ぶりに会ったのにお互い昨日会ったかの様に変わっていなかった事も、使用している携帯が全く同じ機種だったのも面白かったが!!
つまり動きとして今、友人と私はお互いの表現の探求の為に全く逆の行動をしているのだ。どちらが良いとか広がりがあるとかそういうのは全く無いが、これほどまでに対照的な事をしているとは思わなかった。これは本当に面白かった。今後我々がどのように生きていくのかも興味深いが、私の数少ない縁の中にこのような面白い縁があった事を本当に幸運に思うのであった。まあ、中3の一年間しか共に過ごさなかったにも関わらず友人が私に与えた大きな影響は、今も続いているという事である。飽くまで私の中ではの話しだけれど。
取り急ぎで文がおかしい箇所があるかもしれないが、華麗にスルーして頂ければと思う。